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まだ自粛ぎみの生活でステイホームの時間が増えて、子供のスマホやゲームの時間が長くなりすぎる!と困っている親御さん、多いですよね。子供のスマホやゲーム依存の対策についてです。

子供のスマホやゲーム依存・すぐできる対策

子供のスマホやゲームの時間が長いことのデメリット

子供がスマホやゲームの画面に向かっている時間が長いと、どんなデメリットが?
まず、デジタルの強い刺激で睡眠の質が悪くなること。子供なのに眠りが浅いと、脳の発達にも良くない影響が出てきます。

 

子供なのに、ちゃんと眠れないなんて心配ですね!脳に良くない影響って、たとえば、どんな?
「スマホ脳」っていわれるように、スマホの使い過ぎによって記憶力や集中力が低下することが知られています。
スマホやゲームでは、たくさんの情報に触れている一方で、アウトプットする割合は低いでしょう。
暇だな、と思ったら、自分の頭を使わず手軽に楽しめたり、簡単に情報を流し読みすることに慣れていると、思考力や判断力も失われてしまう。

コミュニケーション能力にも支障が

使わないと劣化するのは、筋肉だけじゃなく脳も同じだってことですね!
そうそう。それに、画面にばかり向かっていることで、家族とのコミュニケーションの機会も少なくなってしまう。
子供時代に、家族との会話や活発な関りが不足していると、いわゆる「コミュ力」の低下も指摘されます。家族以外との人間関係で、困難を感じる傾向が大きいことも。

ルールを決めて使うことが大切

スマホ依存、ゲーム依存は、育ちざかりの子供にとって深刻な問題なのですね。
本当に、その通り。心の面でも、感情まかせに衝動的な行動が増えてしまいます。ちゃんと考える力が育たないと、感情的にキレてしまうのは自然なこと。
だからこそ、悪い影響が大きく出てくる前に、スマホやゲームの扱い方を、親子できちんと話し合うことが本当に大切になります。

家ですぐできる対策の具体例

良い対策の具体例は、どんなことがありますか?
まず、「子供は親を見て育つ」ということを忘れないようにします。子供と家にいる時間、親がスマホばかりに向かっている姿を子供に見せていたら…

 

子供も、それを見習ってしまうということですね!
本当に、真似してほしくないところまで、子供は親をコピーします。だから、スマホやゲームを使う時間のルールを決めるなら、親も、「いつもスマホばかり」という印象を子供に与えないように気を付けたいですね。

 

他には、どんなポイントがありますか?
一定の年齢になるまでは、寝る前に、スマホを親が預かる約束をしておくことがおすすめです。

 

夜遅くスマホを使う習慣を、子供のうちから覚えてほしくないですからね。

家でできる、脳に良いアクティビティ

あとは、デジタルじゃない楽しみを見つけることも役に立ちます。さっき、脳も筋肉と同じように使わないと弱くなる、という話が出ましたが、鍛えれば、働きが良くなることもわかっています。
記憶力や判断力を鍛えるようなアクティビティを、家族で楽しめたら最高ですね。
家でできる、脳に良いアクティビティって、どんなものがありますか?
たとえば、学校の図書室で、なぞなぞの本を借りてきてもらうのも良いですね。なぞなぞの他にも、間違い探しも脳を活性させる効果が期待できます。

子供のスマホやゲーム依存対策・おわりに

最後に、特におすすめなことは、「今日、どんな良いことがあった?」と、学校から帰ってきた子供の話をきくこと。

その日にあった「良いこと」を思い出して話をすることは、記憶力の活性に加えて、子供がポジティブな気持ちになるのでストレスケアにもつながります。