登校しぶり,一年生,親,対応

一年生や低学年の子供が「学校、行きたくない」と言い出したら、最初はショックや焦りを感じるかもしれません。
 
とはいえ、強制されるほど嫌な感情は強くなるばかりですから、まず親として子供のためになる対処を知りたいところ。
 
以下、登校しぶり対応のヒントを探ります。
 

登校しぶり対応・低学年の子が学校行きたくないと言うとき

 

子供は不安を抱えている

 
大人も、不安が大きい場所には「行きたくない」という反応が出るもの。
 
登校しぶりが出ている状況の子供は、学校のクラスや集団のなかで自分が
 
「受け入れられなかったらコワい」といった不安を感じています。ですから、
 
子供の登校不安を軽くするために親だからこそできること
 
それは、一番身近な社会である家庭、そして親との関係のなかで
 
「受け入れられている」という安心感を、たっぷり味わうこと。  

それが、家庭の外の人間関係にも参加していけるエネルギーになるのですね。
 
子供の気持ちが落ち着かない様子に気づいたら「ぎゅっ」とハグ
 
・・・
 
我が家では、ささいなことで子供と少し気持ちがぶつかった時などに、
 
お母さんの「良いところ」を教えてほしいな。とお願いする

子供が何か言ってくれる

子供の素敵なポイントを、3つ以上伝える
 
お互いの気持ちがあったかくなる時間。おすすめです♪
 

学校に行かない時間のゲーム・ネット・テレビに注意

 
登校が辛い→自宅で様子を見るという状況のなかで、
 
「子供が話をしてくれる状況になるまで見守りましょう」
 
と言われる場合も多いですが、「自宅で見守り」のなかでも注意すべきポイントは、
 
学校生活と同等に、できるだけ規則正しい生活を維持する
 
この点は、身体だけでなく精神的な健康のためにも本当に重要です!
 
今の時代、低学年または入学前の年頃でも、Youtubeなどの動画サイトを自分で使いこなしたりオンラインゲームが上手な子も多いですが、
 
学校に行けなかった日、家にいる時間のなかで、ゲームやインターネット依存を防ぐための工夫は欠かせません。
 
子供とネット依存について、以下、もう少し補足したいと思います。
 

登校しぶり対応・ゲームやネット依存を防ぎたい理由

 
ネットに繋がっていると孤独感から逃げることが簡単で、なんとなく時間が過ぎて行きます。
 
現実の生活に向き合うモチベーションが低下して、今のままで良いかな、と思いがち。
 
自分にとって重要な問題に直面したとき、「いったん問題から距離を置く」という選択肢が有効な場合もある一方、
 
「逃げる」ことしか知らないまま年齢を重ねるのは、子供の人生を困難にします。
 
ですから、登校が困難で子供が自宅で過ごす時間は、インターネットやゲームの時間が多くなり過ぎないよう見守ることは、本当に重要だと思います。
 
ゲームを始める前に、「今から、何時までね♪」と先に約束を徹底して、守れたときに「おやつ」など楽しい時間を共有するのも良い方法。
 

低学年の子の登校しぶり対応・おわりに

 
小学校低学年の段階では、学習面で親がサポートできる場合も多く、欠席による勉強面の遅れが大きな心配になるケースは少ないかもしれません。
 
とはいえ、子供なりに勉強面を心配する気持ちが、登校の障害にならないことが大切。
 
できるだけ規則正しい生活時間と学習の習慣をキープできるよう、助けてあげたいですね☆
 
また、朝の起床が大変すぎる、という子は、自律神経など目には見えにくい健康上の問題がある場合も。
 
起きようと思っても体が動かない、などと子供が言うことがあれば、病院で診てもらったほうが良いケースもあります。