赤ちゃんの虫除けにハッカ油がおすすめ。市販の虫除けスプレーは要注意

気温が上がり虫刺されが気になる季節になると、しつこい虫と虫刺されの不快感から赤ちゃんや小さな子供を守ってあげたいですよね!
 
でも、虫を遠ざける効果が強い市販の虫除けスプレーは、赤ちゃんや小さい子供の健康に危険なことも。
 
そこで今回は、赤ちゃんにも安心して利用できるハッカ油を使った虫除け法についての話題です。
 

ディートという成分を含む虫除けスプレーの危険

 
虫よけスプレーが、なぜ・どのように虫を除けることができるのか?というと、虫除けスプレーに含まれる「ディート」という成分が虫の感覚を狂わせるから、ということ。
 
通常、体温などを感知することによって、虫は人の肌に止まりますが、ディートの作用によって、虫は人肌を感知することができなくなるのだそうです。
 
そのように、虫の判断力をおかしくさせる作用を持つディートは、赤ちゃんや子供の神経にも有害なもの。
 
幼い子供に神経障害などの危険を及ぼす可能性があることから、赤ちゃんや子供への使用は避けるべきなのですね。
 
赤ちゃん,虫除け,ディート,使用方法
 
ディートが配合された虫除けアイテムの使用法については、このような発表が厚生労働省より出されています。
 
もし必要に迫られて使用することがあっても、我が子への影響に配慮して十分な注意を払いたいですね☆
 

赤ちゃんの虫除けにも安全に使える天然ハッカ油

 
ハッカ油は、食用にもOKの天然油ということで安心感があります。
 
北海道北見市のハッカ油は、高い人気を集める名産品。大人では、夏の暑さ対策や肩こりのときなどハッカ油を体に少量つけている、という人の声も。
 
(本来は体に直接つけることは勧められないのですが、それほど安心して愛用されているのですね!)

※原液を直接肌につけることは、本来おすすめされません
 
それでは、天然素材のハッカ油を虫除けとして利用する方法について、以下でご紹介します。
 

ハッカ油を虫除けに使用する方法

 
さて、赤ちゃんや子供にも使える虫除け法として、簡単なスプレーの作り方です。
 

手作りの虫除けスプレー

 
◇材料
 
-ハッカ油 20滴くらい

-無水エタノール 10ml

-精製水) 90ml
 
以上の材料で100mlほどの容量の虫除けスプレーが出来るのですが、できあがった虫除けスプレーを保存する容器に関して注意点があります
 
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「ポリスチレン」(PS)の素材の保存容器を使うと、ハッカ油に溶け出してしまう危険があるため、ガラス製のボトルを選ぶようにしてください。アロマオイルも大抵ガラス容器で売られてますしね♪
 
スプレーにできるガラス容器が見つからない場合は、容器の素材にPSマークが無いものを選ぶよう、ご注意ください。
 
◇作り方
 
1.まず、無水エタノールにハッカ油を混ぜます

2.1に精製水を加え混ぜたら出来上がり♪
 
※水と油だけでは反発してしまうので、順番に注意してください
 
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無水エタノールも精製水も、ドラッグストアで売られている場合が多いです。
 
※もし見つからなければ、こちらからどうぞ → エタノール【無水】
 
(amazon.co.jpアソシエイト)
 

赤ちゃんの虫除けにハッカ油を活用・おわりに

 
スプレーを手作りしない場合も、ハッカ油の原液があればハンカチなどにつけて持ち歩くことで虫除けとして働いてくれます。
 
デリケートな赤ちゃんの肌にハッカ油の原液をつけるのは絶対NGですが、夏の季節にベビーカーで赤ちゃんと外出する際は、ベビーカーの顔から遠いところを選んで、赤ちゃんの肌に直接触れない部分に、ハッカ油をつけてあげる活用例もあります。
 
もし、ハッカの香りがどうしても苦手… という場合は、ハッカの他に虫除け効果が期待できるアロマの香りとして、ラベンダーやレモングラス、ローズマリーなどのエッセンシャルオイルも知られています。
 
安全に・気持ち良く、虫の害から小さな我が子を守ってあげたいですね
( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡