
石を叩くと音が鳴ることは想像できますが、演奏できる岩石の楽器があることは、最近になって知りました。
石と音のテーマに興味がわいて調べてみたので、石でできた楽器:リソフォンについて、そして、叩いたときの音が特徴的な石:かんかん石について、わかったことを書き留めておきたいと思います♪
石の楽器・石琴(リソフォン)とは
叩いて音楽を奏でる身近な楽器といえば、木琴や鉄琴が馴染み深いのではないでしょうか。
我が家にも子供用のおもちゃサイズの鉄琴があります^^
石琴とは、英語ではLithophone(リソフォン)といい、石を板のようにして「ドレミ♪」の順に並べた楽器。
木琴を石で作ったようなものなのですね…!
実は、このリソフォンの歴史は大変古く、一万年ほど前から人々はリソフォン(石琴)を使って音を奏でていたのでは?という説も。
現存のものでは、ベトナムで見つかったリソフォンが世界で最も古いとされています。
美しい音を出す石・サヌカイトとは
讃岐うどんでおなじみの香川県で多く産出する「讃岐岩(さぬきがん)」は、叩くと澄んだ音が鳴ることから「かんかん石」ともいわれるそうです。
かたい質感で、割ると鋭い切り口ができるため、昔から石器として活用されてきたということ。
「讃岐岩(さぬきがん)」は、ガラス質を含む安山岩(あんざんがん)で、美しい音が出るので楽器としても使われるようになったのですね♪
「さぬき」にちなんで、讃岐岩は「サヌカイト」とも呼ばれます。
ちなみに、太平洋のまわりに多い安山岩の英語名はアンデサイト(Andesite)
「アンデス山脈」からきている名前なのですが、
安山岩という呼び方の由来は、アンデスの「アン」に山をつけた名前なのだということです。知るとおもしろい豆知識ですね^^
石の楽器のはなし・おわりに
今回は石と音のテーマで、岩石の楽器リソフォン(石琴)と、叩いたら特徴的な音が鳴る「かんかん石」の話題でした。
散歩ちゅう心ひかれる石ころを見つけると心が弾み、私の場合は好みの石ころを使って小さなマスコットなど可愛い小物を作るのが好きなのですが
・・・
石を使った楽器・リソフォン(石琴)のことを知って以来、石ころを材料にして実用的にも使える「ものづくり」もしてみたい…!
と思い、お香立てやキャンドルホルダーなども試作してみました
( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡