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小学校の国語で、読解力の問題がわからなくて苦手…という子が少なくありません。うちの男の子も一年生のときには、
 
「どう思いましたか?」
 
といった抽象的な問題が出ると「なんにも思わな~い」と困っていました(笑)
 
今回は、小学一年生の教科書によく出るロシアの物語「おおきなかぶ」について、内容の確認と、授業やテストによく出る読解問題の理解を助ける内容をお伝えします。
 
学校で音読の課題が出て、子供さんが「読むから、聞いて!」と言ってくることも多いはず。ママも、あらすじを改めて確認しておくと良いですね^^
 ※原作「おおきなかぶ」(ロシア民話)訳者:内田莉莎子先生
 

おおきなかぶのあらすじを簡単に

 
おじいさんが、かぶの種をうえました。

やがて大きな大きなかぶが育ち、おじいさんが引っ張っても一人では抜けません。
 
おばあさんを呼んできて一緒に引っ張っても抜けず、おばあさんが孫娘を、孫娘は犬を、犬は猫を呼んで一緒に引っ張っても「まだまだ、かぶは、ぬけません」
 
猫がねずみを呼んできて、皆で一緒に大きなかぶを引っ張り、「ようやく、かぶは、ぬけました」
 

おおきなかぶの読み聞かせ動画

 
読み聞かせ動画


※教育出版の小学1年生国語の教科書で扱われていました。他の出版社の教科書や、年によって扱われない場合はご了承ください。
 
 
画面をじっと見ている必要がない動画ですので、寝る前の時間など親子でリラックスしながら、お話をお楽しみください☆
 

小一の授業でおおきなかぶに関してよく出る問題・前半

 
問 だれが、なにを、まいたのですか?

答え
だれ:おじいさんが
なに:かぶのたね
 
問 おじいさんは、「どんなかぶになれ」といったのでしょう?

答え 「あまい、おおきなかぶ」
 
問 どんなかぶができたのでしょう?

答え 〇〇な、〇〇のいい、とてつもなく〇〇なかぶ
 
お話のなかで、何が起きたのか。〇〇をうめられるように、お話を理解しましょう。

 
「あまそう」 な、「げんき」 のいい、とてつもなく 「おおきな」 かぶ
 
問 おじいさんは、かぶをどうしようとしたのでしょう?

答え かぶを、ぬこうとしました。
 

小一の授業でおおきなかぶに関してよく出る問題・後半

 
問 おじいさんとおばあさんの二人でひっぱったら、かぶはどうなったのでしょう?

答え ところが、かぶはぬけません。
 
お話のなかから、答えに当てはまる言葉を探して答えられるようにしましょう。
 
 
問 みんなは、なんといってかぶを引っ張ったのでしょう?

答え 「うんとこしょ、どっこいしょ」
 
この、「うんとこしょ、どっこいしょ」の繰り返しは、とても印象的なところですね!
 
 
問 さいごに、かぶはどうなったのでしょう?

答え やっと、かぶは ぬけました。
 
お話のなかから、答えに当てはまる言葉を探して答えられるようにしましょう。
 

国語の「おおきなかぶ」読解・おわりに

 
他にも、テストでもよく出る読解力の問題として
 
◆みんなが「どのようなじゅんばんで」かぶをひっぱったのか。
 
◆みんなは、「どんなふうに」かぶをひっぱったのか。(かぶを直接ひっぱったのは、おじいさんだけ。みんなはそれぞれ、前の人(動物)を引っ張った)
 
お話の場面をイメージしながら、正しく理解できているかな?
 
と、子供さんと一緒に教科書を読み直してみてください
( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡
 
また、あわせてチェックしたいポイントとして、テストで『助詞』の問題が出ることも。例えば、
 
「ぼくは こうえんへ いく」○
「ぼくわ こうえんえ いく」×
 
「ごはんを たべる」○
「ごはんお たべる」×
 
間違いなく書けているか、お家で確認しておくと良いでしょう。