おしりたんてい,読書感想文,低学年
すっかり子供たちの人気者になっている「おしりたんてい」シリーズ。テレビで放送されていたお話を見て、おしりたんていが大好きになった子も多いのではないでしょうか。

絵本に親しむ年代の子供さんよりも、少しお兄ちゃんお姉ちゃんになった小学生低学年向けバージョンの本は、間違い探しなどの問題や迷路、読み手の推理力を問われるところもあり、子供たちが夢中になるエキサイティングな内容です。
 
おしりたんていの助手である子犬の「ブラウン」も本当にかわいくて愛着がわきますね♪
 
謎解きをしながらグングン引き込まれる「おしりたんてい」の本なら、子供は新しい発見に心が弾んだり、いろいろな思いが芽生えて読書感想文が簡単に書けるはず。
 
今回は、「おしりたんてい」で読書感想文を書きたいときの一例についてご紹介します。
 

読書感想文の冒頭には本を選んだ背景を

 
読書感想文を書こうとするとき、まず書き出しの部分で悩んでしまう子供も少なくありません。
 
出だしに迷ったら、まず「この本を読むことになった背景」について触れると、その後の流れがスムーズです。
 
◆ 本屋さんで見かけて、おもしろそうだな、読んでみたいと感じたから
 
◆ お友達が楽しそうに読んでいて、自分も読んでみたくなったから
 
◆ テレビで「おしりたんてい」を見て、おしりたんていのことを、もっと知りたいと思ったから
 
などなど、その子なりの「本を手に取ったきっかけ」について最初に書いておくと良いでしょう。
 

スムーズに書き進めるコツは、最初に話をして整理すること

 
低学年の子供が一人で作文を書き始めようとすると、途中で「何を書いていいのかわからない」と困ってしまうケースも多いはず。
 
手が止まったまま悩むと、子供は書くことが嫌になりますから、書けそうだと思う内容について最初に家族に話してみると良いでしょう。
 
低学年くらいの読書感想文に、「このような着眼点を盛り込むと書きやすくなる」おすすめポイントの一例を、以下でお伝えします。
 
取り組みやすそうだと感じるものを、参考にしてみてくださいね。
 

「すごい!」と感心したところを伝えてみよう

 
おしりたんていって、すごい!と思った場面について発表してみましょう。たとえば、
 
お話のなかで、おしりたんていが
 
「においますねぇ」という決まり文句(口ぐせ)を言う場面。
 
誰も気が付かないことを、おしりたんていだけが見逃さず、毎回のように事件解決のヒントを見つけますよね。
 
そんなところに気が付くなんて、おしりたんていって、すごい!
 
と、驚いたり感心したり、子供の心が動いた場面について、家族と一緒に話し合ってみてください。
 
できれば2つか3つの場面について楽しく話し合い、その中でも子供が文章に書きやすいエピソードを感想文にまとめると良いでしょう。
 

登場人物の誰かに焦点を当ててみよう

 
その登場人物になったつもりで、感情の深いところまでイメージしてみましょう。たとえば助手のブラウン。
 
謎を解こうと一生懸命になっている場面などで、「きっとブラウンは、おしりたんていのことが大好きで、少しでも力になりたいのかな」といった感じです。
 
その登場人物が、どんな気持ちでそのような行動をしているのか、自分が思ったことを書いてみると、独自性のある面白い感想文になるでしょう。
 
主人公ではない登場人物に注目して書いてみるのも、おすすめです。
 

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本を読み終わって、自分が「やってみたくなったこと」を発表しよう

 
その本を読んだことで刺激を受けて、「自分も何か、今までとは違うことをやってみたい!」と感じたことがあったら、ぜひ書きとめておきましょう。
 
新しく始めたいと思ったことに限らず、今までやっていたことでも、「違う取り組み方をしてみようかな」という思いが生まれた場合でもOK。
 
その読書から得た刺激が、その子にとって何か嬉しい変化につながったら素晴らしいですね。
 
それを家族と話し合うことができたら、ぜひ感想文の締めくくりに添えてみましょう。結論部分がかっこ良く締まりますよ。
 

「おしりたんてい」で素敵な読書感想文を♪

 
今回は、「おしりたんてい」を読んで心が動いたことを、読書感想文にしてみたいときの話題についてお伝えしました。少しでも参考になれば嬉しいです。
 
それぞれの子供さんの、素直な感情が表現された素敵な感想文が出来上がりますように…!
 
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それでは、また ( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡