
日本に昔から伝わる言葉遊びの「しりとり」と、肯定的な言葉を繰り返すことで人生の好転を招くアファメーションの共通点について。
言葉の結界とアファメーション
「しりとり」を、 知らないという日本人は少ないはず。
遠い昔から日本で受け継がれてきた、言葉遊び「しりとり」は、魔除けの効果があると信じられていたそうです。
しりとりの魔除け効果
人に対して悪い影響を与えるような「魔物(もののけや悪い霊など)」は「言葉」を理解する能力を持たないと考えられていました。
そのため、人間だけがわかっている言葉を途切れることなく繋ぐことによって、魔物が入って来られない「場」をつくり、安全を守っていたのだということ。
いわゆる「結界」(バリア)を、言葉によって創る知恵が「しりとり」だったのですね。
言葉の結界に守られる
言葉による結界で安全を守る、という知恵は、アファメーションなどの肯定的な言葉の習慣と通じているように感じました。
日常生活のなかでは時に、嫌な気分になる現実に直面することもありますし、ネガティブな感情に圧倒されそうになってしまう瞬間もあるもの。
それでも、望むイメージに結びつく肯定的な言葉を心でリピート再生していることで、望まないイメージから早めに遠ざかることが上手になります。
喜びコトバの「しりとり」みたいに、自分が望むイメージにコネクトする言葉を心にストックしておく習慣は、ストレス状態からスムーズに回復するうえで大変有益なもの。
「嫌だな」とネガティブ感情が高まる出来事があったとしても、『良い気分』と繋がれる備えが常にあることで、
嫌な感情を遠ざける「魔除け」に似た効果が実感されます。
言葉の結界に守られる・おわりに
自分にとって心地よい肯定的な言葉を、しりとりの言葉の「結界」のように、心に繋いでいましょう。
外の出来事にかかわらず、自分の世界は穏やかでいられることが増えるので、
幸せを感じられる人生の時間が拡大します…♪
言葉を使いこなす人間の能力は、改めて見つめなおしてみると非常に特別なもの。
たった「ひと言」で、誰かの人生を大きく変えてしまうこともある神秘的な力が秘められているからこそ、使い方しだいで有益にも有害にもなり得ます。
素敵な言葉が心に満ちて、
あなたと大切な人たちにとって快適な日々でありますように…☆
今日も、ありがとうございます。