子供の習い事で本当にやって良かったものは水泳?習字?体験談まとめ

B!

子供の能力を伸ばす、という話題になると、幼少時の体験が大切だとか、特定の能力は何歳までしか伸びにくいなどと強調されることもあり、
 
「子供が小さいうちから習い事させて、たくさん体験させなきゃ」なんて焦りを感じるママもいるのではないでしょうか(私も、そういう時期がありました汗)
 
でも、お稽古をいくつも掛け持って忙しすぎたり、負担に感じて子供も親も楽しめなくなっては残念ですよね!
 
子供の習い事・お稽古ごとを選ぶヒントと、後半では「やめ時」を考えるときの話題も、ご一緒に見ていきましょう。
 

やって良かった習い事の体験談で人気なのは

 

水泳

 
-水に慣れておくことで、小学校のプール授業で困らない
 
-呼吸器が強くなったのか、カゼをひかなくなった
 
-体力がついた
 
といった体験談が多いです。我が家でも、顔に水がつくのが大嫌いでシャンプーも苦労していた子だったので、小学校入学に合わせて水泳を習わせました。
 
水に慣れて苦手意識が克服できた段階で、「一応の合格点はクリアしたから、いったん終わりで良い」と親子で合意して、プールの習い事は退会しましたが…
 
水中に入ることがすごく苦手な子の場合「小学校入学前に水に慣れておく」という選択は正解だったかな、と感じています。
 

ピアノ

 
-音楽が得意科目になって自信がつく
 
-指先を使うので脳の発達に良いと感じる
 
-感受性が豊かになる
 
といった体験談が多かったです。私も、子供のころピアノのお稽古を5歳から中学校の途中まで続けていました。
 
14歳くらいで部活のほうが楽しくなりピアノから離れましたが、ママになった今も、子供が音楽の授業で習って家でうたっている歌をピアノで弾くくらいの基礎力は残っています。
 
幼少時からピアノを習った体験は一生の財産になったかな、という実感を持っていますよ♪
 

習字

 
-落ち着いて物事に取り組む習慣が身に付く
 
-お手本に習って正しく書くために、細部に注意する力や集中力が養われる

 
習字は小学校の授業でも体験するはずなので、子供が「楽しい」「もっと上達したい」という場合お稽古に行くと伸びるかも…
 
(私は習字を習ったけど続かなかった子供です。落ち着きがなさ過ぎたのか…笑)
 
 
他にも、「やって良かったよ」という意見が多かったのは・・・
 

そろばん・バレエ・空手

 
-そろばんが得意になると、勉強全般が好きになった
 
-バレエで姿勢が良くなって、太りづらい体質になった
 
-空手では体も心も鍛えられた
 
やって良かった、という実感の体験談が多かった習い事は、数十年前から人気が持続しているメジャーなものが多い印象かもしれません。
 

親のエゴで子供の才能をつぶしてしまうNG例

 
子供の習い事を考えるとき、親としては当然、子供の能力が伸びるように、と願っているはず。
 
でも現実には、我が子の成長を期待する親の思いが、力を発揮して子供が伸びて行く助けになる場合もあれば、「良かれ」と思っていても残念ながら、子供の力をつぶしてしまう親の態度もあるのですね(汗)
 

子供をつぶす親のNG例

 
-子供のやる気より親の都合が優先されている
 
-親が無関心なことを子供に強制している
 
-よその「できる子」と比較して我が子を責めたり否定する
 
そんなに強烈ではないとしても、伸び悩んでいる子供の前で上手なお友達の話をしてしまう等、悪気なくやってしまっている場合もあるかも…汗
 

 
上手にできているお友達の存在が励みになることももちろんあって、「自分もがんばる!」
という子供の気持ちに寄り添い親子で頑張れたら素晴らしい一方で、
 
「同じ時期に始めた、お友達はできてるのに、なんでできないの?!」
 
なんて、親の思いでキーッとなってしまう場合…
 
子供は自信を失い、次回のチャレンジが恐怖になってしまいます。いつのまにか、親の思いやプライドが優先されてしまう習い事になると、子供にとって辛い・嫌なものになってしまうでしょう。
 

伸びる子に育てる親の特徴・ポイント

 
子供の習い事といえば、小さいときは特に、最初は親目線で「習わせたい」と思って始めたお稽古かもしれません。
 
だんだん、子供の成長とともに子供自身の興味が芽生え、自分から頑張る気持ちが育った時に「伸びる子」に育てる親の特徴とは?
 
ここでは、効果的なポイントについてご紹介します。
 

効果的な声かけ

 
子供ががんばっている物事に対して、親も関心を持っていることを適切なタイミングで伝えること。
 
たとえば、練習で今までできなかったことを、子供ができるようになったとき、
 
「見てたよ♪」
 
「ママも嬉しかった~」
 
「一生懸命頑張ってたもんね!」
 
など。ただし、子供が集中したいときに、むやみに話しかけたり練習の進み具合をチェックしたり… というのは逆効果。
 
適切なタイミングや距離感を見極めつつ、あたたかく見守って応援したいですね。
 

子供が頑張っている道の先輩やプロの技に触れさせる

 
子供が上達したい物事に関して、その道の先輩やプロの技、作品などに触れる機会を提供してあげることは、親として大切なサポートになります。
 
上には上がいる!と、さらなる飛躍に憧れる情熱に火がついた子は、どんどん伸びていくので楽しみですね。
 
先輩やプロの素晴らしい技に感動した体験の後には、子供の「わくわくした」感情を大切に受け止め共有しましょう。
 

やって良かったと思える子供の習い事・おわりに

自分が好きだと感じられる物事に夢中になって取り組んで「得意」だと感じられる体験は、その子にとって大きな成功体験になります。
 
好きなことが「得意なこと」になって、自信が育つ
 
⇒「自分はできる」と感じられる体験によって、他の物事に対しても「やれる」という思いを持ちやすくなる
 
そのような好循環が生まれ、全般に能力が伸びやすい流れができます。
 
子供の習い事のなかで、クラス分けとかコンクールなど順位や優劣がつけられる場合、親としては、つい結果に一喜一憂してしまう感情もありますが…
 
大切なのは子供の頑張りや挑戦する体験を共に楽しむことなのですね。
 

 
たとえば習い事の練習について、時間を30分と決めた場合、「30分という時間」にとらわれ過ぎず、「今日の練習はここからここまで」と子供も納得した内容達成できる積み重ねが大切。
 
子供自身のやる気と、「ここまでやる!」と自分で決めて行動できる主体性が育つことが、将来に渡って強く賢く生きる力につながるでしょう。
 
ここからは、子供の習い事の「やめ時」を考えるときの話題に続きます。
 

子供が習い事・お稽古を嫌がるとき、辞め時の見極め方

 
さて、子供を習い事に通わせ始めて、上達を楽しみにしている親心とは裏腹に、子供がお稽古「行くの嫌」なんて言い出したら?
 
子供にやる気がないのに続けても無駄かも。と思う一方、ちょと嫌なら逃げるという「逃げグセ」をつけさせるのも良くないのでは、と考えたり… 悩ましいところですね!
 
子供の習い事のやめ時を見極めたママの例と、続けさせて良かった例について見て行きましょう。
 

習い事を嫌がる子供のお稽古「辞め時」の決め手

 

練習を全くしなくなった時、通いたがらなくなった時

 
子供がお稽古に行くのを嫌がるときにはまず、その習い事は「子供が、やりたい事なのか」または「親が、やらせたい事なのか」というポイントを見つめ直すことが大切。
 
子供が小さいうちに、親が「習わせたい」という思いで始めさせた習い事を、小学校以降で子供が「やめたい」と言い出すこともあるでしょう。
 
その場合、そのまま無理に続けても「親のために義務で続けている」「親をがっかりさせないために辞めないでいる」かたちになり、子供のためになるお稽古にはなりにくいもの。
 

 
その習い事に対して子供が、興味ない・上達の見込みもないと見極めたときには、
 
いったん離れてみる。少し時間が経過して、改めて子供のほうから興味を示すことがあれば、再チャレンジする
 
という選択肢もあります。
 
現実的なことを考えると、退会・入会の手続きや費用面など、親としては何かと面倒なこともありますが… 
 
長い目で見たら「大人都合で無理に続けさせること」よりも、次の習い事は子供自身の気持ちを確認したうえでスタートし、
 
「自分で決めたことを、頑張り続ける体験」
 
を選ばせたほうが、子供の将来に活きることは間違いないでしょう☆
 

先生と合わない・運営のしかたに納得できない時

 
この内容で、そのお月謝?とか、先生に誠意が感じられない等、「続けるだけお金の無駄かも」と感じてしまったため、習い事を「すぐ辞める」という決断をしたというケースも。
 
習い事の運営側の証言では、「親が見ている場面と見ていない場面で、教室の様子は(だいぶ)違う」という場合も少なくないということ。
 
子供にやる気がないわけではないのに、指導者への不信感がぬぐえないほど上達が見られない、といった場合には、お教室や先生を変えてみる、という選択肢もありかもしれません。
 

習い事を嫌がる子供を励まして続けた例

 
習い事が嫌になった子供の気持ちが後になって変化したケースについてです。
 
◆ 水泳を嫌がる子に「25メートル泳げるようになったら終わりでいいよ」と約束すると、泳げるように子供がすごく頑張って、結局どんどん上達。大きくなっても趣味・特技=水泳になって、「人生の財産になったと思う」という人がいました
 
◆ 子供が書道のお稽古に行くのを嫌だと言い出したけれど、続けるうちに段も上がり自信がついた。今となっては、「あの時やめなくて良かった」と子供が自分で言っている、という人がいました
 

 
子供が習い事を「嫌だ」と言い出したとき、子供の言葉だけで判断するのではなく、
 
「本当に、やめ時なのか」
 
子供の全体をよく観察して見極めることも大切なのですね。
 
もし、ある程度大きくなってから子供が自分で「やってみたい」と言い出して始めた習い事の場合は特に、辞め時の見極めは少し時間をかけて慎重になる必要があります。
 
やりたい!と感じて自分の決意で始めたけれど、途中でやめたくなった
 
という経緯や気持ちの変化について、曖昧にせず親子で振り返ることも、子供の責任感を育てるうえで大切なプロセスになるでしょう。
 

おわりに・子供が習い事をやめる時のNG対応を回避!

 
ここまで、子供の習い事のやめ時を見極めたママの例と、続けさせて良かった例について見てきました。
 
せっかく始めた習い事を、やむを得ない事情というより「嫌になってやめる」というのは、どちらかというとマイナス印象の出来事かもしれません。
 
とはいえ、もし子供の習い事をやめるという決断をした場合も、まるで子供が悪いことをしたかのように責められたり、委縮するようなかたちは避けたいところ。
 

 
「お稽古をやめる=子供の失敗・挫折体験」というイメージが残ると、その子の自信や自己肯定感が低下してしまいます。
 
そうなると、次の新しい挑戦に対しても「頑張ってみよう」という意欲が育ちにくくなりますから、習い事をやめる決断をした際には親としても、子供のその後にプラスになる対応を心がけたいですね!
 
「せっかく続けてきたのに」「もう少し、目に見えるくらい上達すると思ってたのに」
 
なんて心残りも、親としてはあるかもしれませんが
・・・
 
◆ 嫌なりに、今まで頑張ってきた
 
◆ 嫌々過ごしていた習い事の時間を今後は、あなたのためになる、更に有効なことに使おうね
 
など、子供が今まで頑張ったことに関して認める・褒める言葉がけで、習い事をやめるという体験も、ご家族にとって前向きな仕切り直しのチャンスになりますように☆
 

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