「嫌だな」といった、ネガティブな感情が湧き出るような出来事に直面するときは、
それをクリーニングし、消去するタイミングですよ、という
潜在意識からのメッセージです。
辛い記憶とともに抱えていた過去を手放して、あなたが更に上昇していくタイミングですよ、と、
ウニヒピリ・潜在意識が教えてくれています。
そのタイミングで、自分にクリーニングの準備ができていたら、
一見「嫌だな」という出来事のネガティブさに巻き込まれるかわりに、
「今まで繰り返し抱えがちだった辛い感情を、手放すタイミングなんだね」
「教えてくれて、ありがとう」
「きっと今までも、何度もメッセージをくれていたのに、気づく準備ができていなくて、ごめんなさい。許してね」
そんなふうに、自分自身の深いところにある、押し込めていた意識と和解し、
改めて、自分自身と世界との愛情深い関係を整えていきます。
つまり、ありがとう ごめんなさい 愛しています ゆるしてください
という、四つの言葉によるクリーニングを続けるうちに、過去の浄化・癒しのプロセスが進むということです。
すると、今までは「辛い・嫌だ」としか思えなかった過去や、そこに登場する人への記憶に対する
ネガティブな感情が軽くなって、だんだん消えていきます。
更に進むと、ネガティブな感情も「愛・天意(あい)」の性質へ変換していきます。
あの体験が、教えてくれたこと・学んだこともあったかも…
といった記憶の変換が起こりはじめ、現実に対して向き合う構えも変わるのに伴い、
これまで繰り返し起こりがちだったトラブルなどが目に見えて減っていきます。
それとともに、前向きな成長・進化の機会に気づくことが増えるので、人生の好転が実感されてきます。
記憶のクリーニングで嫌な記憶も「愛・天意(あい)」へ
記憶に縛られた人生では、過去の嫌だった出来事を何度も何度も悪いほうへ編集し、不安や恐れを増大させ、
前へ進もうとしても大きな荷物を背負ったように足取りが重くなってしまいます。
ホ・オポノポノの教えを実践し、記憶のクリーニングに取り組むと、
「インスピレーションに導かれる人生へ変化する」
のだと説明されます。
嫌な記憶の重ね塗りで曇っていた心のレンズがクリアになってくると、
「光はいつもある」のだと気づく瞬間が。たとえば日常のなかで、
これまでも「身近にあったのに視野に入ることがなかった、有益な人や物・情報など」
の存在に気づき、うまく力を借りるチャンスをつかむ。といった好循環が増えるでしょう。
「愛・天意(あい)」という表現を知ったのは、社会人になりたて頃のことで、当時は単に言葉のおもしろさが心に残ったことを覚えています。
それから10年ほど過ぎて人生の最悪期と感じるタイミングを迎え、ホ・オポノポノにも大きく助けられながら、また月日は流れ...
-記憶からくる恐れや不安に主導権を握られながら、運ばれていく人生か
-記憶を手放すことを選び、天意(あい)・インスピレーションの導きに気づきながら進む人生か
いつでも、選ぶチャンスがあるという学びを腑に落とせたことは、本当に有難いと感じています。