美人・イケメン・高学歴など褒められても低い自己肯定感を招く思考の癖

美人やイケメンだと言われることが多くても自分を肯定できない。そのくせ、褒められることを求めて外見やパッと見て評価されやすい学歴・経歴などを夢中で磨いていなければ不安。
 
そんなストレスフルな思いグセを抱えたままでは、人目を気にして自分の思いや行動に常に制限がかかるため、日々の満足や充実度は低下してしまいますよね!不幸感が大きくなる前に、改善策を。
 

美人・イケメン・高学歴など褒められても低い自己肯定感を招く思考の癖

 

自己肯定感が低いことのデメリット

 
自己肯定感が低いことで人生にもたらされるデメリットのなかで、「他人の評価が気になり過ぎる」というのは注視すべき点です。
 
人からどう思われるか気に病んで、思うように行動できないことに加え、
 
認められない・評価されないことを恐れる思いが大きくなり、新しい挑戦に対して意欲的になれないからです。
 

低い自己肯定感につながる思い癖の特徴

 
たとえば、「美人だね」または「かっこいいね(イケメンだね)」と外見ばかり褒められた記憶が多い場合、
 
外見を磨いていれば、褒められる。きれいにしてなきゃ、認められないかも。
 
という思いが生まれ、
 
外見などパッと見て評価されやすい部分を夢中で磨いていなければ不安になってしまいます。
 
髪型や服装が思うように決まらなかった日は人に会いたくない、人目を避けたいと感じたり(外見が良くないと認めてもらえない、と思い込んでいるので)
 
人からの評価を求めて外見磨きを頑張り続けるうちに、自分の価値は他者からの承認がなければ確認できない・自分では自分を肯定できない気持ちになりがちです。
 
テストの点数や成績といった「目に見える結果」ばかり褒められた記憶が残る場合も同様に、良い点を取れた自分しか肯定できない思い癖につながります。
 

低い自己肯定感は好転のチャンスも遠ざける

 
「他人から褒められなければ自分を肯定できない」といった心理状態では、自分の弱点や欠点を人に見せることを恐れる思いが強くなります。
 
欠点を見せるのがコワい.「失敗したくない」となると、自分の弱いところを克服するための新しい行動は回避しがちになるため、失敗しながらも成長する、という体験の機会が減るとともに、
 
成長のプロセスを通して自己肯定感を高める機会も減少してしまいます。
 
そのような、自己肯定感低下を引き起こす思い癖を改善し、日々の満足感や充実感を引き上げたいですね!
 

自己肯定感を低下させる思考の癖の改善例

 
もし、「人の好意は外見(顔・体型、学歴・年収など目立つ特徴)に左右される」という思い込みが強い場合、外見以外のポイントで人と好意的な関係をつくるための努力のしかたを見つけることが難しくなります。
 
一方、人と好意的な関係をつくるために、たとえば
 
-明るい笑顔
-優しい雰囲気で話す
 
といったポイントを心がけて成功した体験をもつ人は、時に、不愛想な相手がいて一時的にガッカリしたとしても、また
 
「明るい笑顔で優しく話す」ことを意識的に行い、上手くいく体験を呼び込みます。
 
つまり、快適な自己肯定感を育むうえで大切なのは、
 
「外見(目立つ特徴)」といった固定的な要因だけによらず、
 
人に安心感を与える笑顔や話し方といった、自分の努力に応じてより良くなるポイントを通した、前向きな変化の可能性。
 
それを、信じて行動できる度合を高めていくことなのですね!
 

おわりに

 
今回は、美人やイケメン、または高学歴など、人から褒められる機会は多い一方で、低い自己肯定感をもつ原因となる思い癖、そして改善のヒントについての話題でした。
 
褒められること、認められることを求め過ぎて苦しくなる経緯は、私自身通った道でした。
 
今回の内容が、この記事を見つけてくださった方に少しでも参考になりましたら幸いです☆