つい食べ過ぎ飲みすぎが続いていたり、体が重い!お通じが悪い!疲れやすい…など、体質改善したいとき、
「プチ断食って、どうなの?」と、気になります。
挑戦してみたいとは思うものの、「断食」と聞くと、なんだか厳しい修行っぽくて辛そう・難しそうなイメージかもしれません。
そこで、実際に私もプチ断食を行ったときの体験談や、よくある疑問「コーヒーやお酒も飲んじゃだめなの?」に対する答えも含めて、いくつかのプチ断食法についてご紹介します。
酵素ドリンクを使ったプチ断食の体験談
私は、ヨガスクールに通いつめていた頃に酵素のドリンクを使ったプチ断食を何度か体験しました。
プチ断食の期間ちゅうに飲んでいい物は、
酵素のドリンク + 水 + 番茶
それ以外はNG!と指導されました。
最初は3日間から挑戦し、最長では10日間の断食を完了。
初日は空腹感が辛いと感じましたが、だんだん慣れてくると体が軽く心地良くなって、集中力が冴える実感がありました。
プチ断食を続ける期間について、最初から無理をしてしまうとストレスが強くなり、「食べたい!」欲求が爆発して挫折しやすいため、まずは「週末だけ」など短期のチャレンジから始めましょう。
※初めから長期の断食を目指すことはおすすめできません!
3日間ほどのプチ断食に慣れたら、ご自身にとって無茶じゃないペースでのプチ断食体験は、腸を良い状態にして体も心も元気になる効果があります。
以下では、酵素ドリンク以外でも気軽に取り組みやすいプチ断食方法について、お伝えします。
朝食をフルーツに置き換えるプチ断食
まずは、まる一日ではなく、朝食だけを果物に置き換える方法です。季節にもよりますが、果物の種類はりんごがおすすめ。
キウイなど刺激の強い果物は胃の負担になるので注意が必要です。
◆朝起きたら白湯を飲んでりんご1個をゆっくりよく噛んで食べる
◆昼と夜も、重い食事は避け、あっさりしたお蕎麦や野菜料理など軽いものを選ぶ
これを、最初は2日間試してみましょう。
昼と夜の食事は、あっさりしたメニューで栄養バランスをできるだけ調整することで、余分な空腹感が抑えられます。
玄米でプチ断食
玄米にごま塩をかけて朝昼夜の3食、まずは3日間過ごします。ひと口を飲み込む前に30回以上よく噛むつもりで続けると、血流も良くなり老廃物が排出されやすくなるということ。
玄米でのプチ断食経験者の感想として多いのは、
◆心身のバランスが整のってイライラしなくなった
◆甘いものへの欲求が減った
という声です。
玄米といえば、ベジタリアン生活やマクロビオティックを実践している人に重宝されるように、ビタミンや食物繊維などあらゆる栄養素がバランスよく含まれている優秀な食材です。
数日間、釣り合った栄養が凝縮された玄米(+ごま塩)だけで過ごすことによって、それまで積み重ねてきた食生活の偏りが調整された状態になるので、玄米断食を終えた体は、まさに
「バランスの良いコンディション」になっています。
バランスの整った状態は体感としても心地良いものですから、それを維持したいと感じれば自然に、食生活の悪いクセ(食べ過ぎ・飲みすぎ、甘いものやカフェイン・アルコール等への依存)が減って行くのですね!
プチ断食中の飲み物はコーヒーもアルコールもNG
プチ断食を実行中の期間、「コーヒーは飲んでいい?」「お酒は?」という質問が多いですが、
プチ断食ちゅうは、コーヒーもアルコールも避けましょう。
プチ断食ちゅうに飲んでよいものについて、プロの指導者から直接教わった判断基準は
「赤ちゃんでも飲めるものを選びましょう(ミルク以外で)」と。
その基準で考えると、プチ断食ちゅうは当然ノー・アルコール&ノー・カフェイン。甘いジュースもNGで、お茶であればカフェインが含まれない番茶や麦茶であればOKだといわれます。
水分補給にすすめられる飲み物は「白湯」で、水なら冷えていない常温で飲みます。
プチ断食の期間前後の導入食・回復食
プチ断食を行う前後の時期の導入食と回復食についても、「赤ちゃんにもOK」の判断基準に沿って考えると安心です。
菜食を中心にしながら、おかゆや素うどんなど軽いものを選びましょう。
「今、これを食べてだいじょうぶかな」と迷ったときは、乳幼児には与えたくないと直感的に感じる食べ物・飲み物は避ける意識が大切です。
プチ断食体験について・おわりに
便秘や生活習慣病など、多くの人を悩ませる不調の原因は「食べ過ぎ・飲みすぎ」に関連しているといわれます。
食べたものを消化するために私たちの体内での働きは休みなく行われていて、消化のために使われているエネルギーって、想像以上に大きいものなのですね!つまり、
食べ過ぎは老化や疲れやすさのモトになるということ。
無理のないペースで、まずは朝食だけ~週末だけなど短期間のプチ断食に挑戦してみたら、解毒・デトックス作用による嬉しい変化が感じられるはずです
( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡
※3日以上の長期の断食は、専門家のアドバイスをもらえる環境で行いましょう