ワンオペ育児。それは例えば、仕事から帰った夫が出されたご飯を食べボーっとテレビを見ている姿を見てイライラする毎日。
小さくて目が離せない子供を抱えるママは、いつも寝不足・疲労困憊なのに。そんな、疲れて限界なワンオペ育児生活を改善するための話題です。
ワンオペ育児の疲れとストレスでうつにならないための対策
単身赴任などでパパが遠方にいて不在な場合もあれば、毎日それほど遅い帰宅ではないのに「言われなければ何もしない」旦那さんに子供も懐かないし、ストレス限界なママも。
今回は、「言われれば、やるよ」と言いつつ育児に消極的だったパパにも子供がなつくようになり、ワンオペ育児の辛さが軽減した例について紹介します。
夫の育児参加を上手に促すために重要なポイント
新生児や、まだ幼い我が子を抱えてバタバタななか、「旦那、使えない!」なんていうママの声も多いですよね。
残念ながら、
「言われなくても当たり前にやってほしい、父親になったんだから」
という、女性としてのママの思いは、男性のパパには通用しにくいという事実があります。
それは、男性側の思考パターンの特徴が原因で、ママがしてほしいことを察して自分から動くというのは、多くの男性にとって難しいのだということ
・・・
一方で、パパとしては悪気なく 「言ってくれればやるよ~」と思っている可能性が高いのですね。つまり、
ワンオペ育児の疲れとストレスによる、ママの育児うつ等の不調を防ぐ
ためにも、旦那さんの「男性」ならではの特性を踏まえた伝え方(コミュニケーション)で、育児参加を促すことが有効なのです。
以下で、その具体策をみていきましょう。
ワンオペ育児負担を軽減するための「伝え方」のコツ・
ワンオペ育児、疲れる…でも、夫に協力を求める気力もない。というママの心境として、
「1から10まで、言われたことしかやらない!」 という状況があります。
結局、旦那さんの帰宅後は子供に加えて夫のご飯の支度もママの負担になるから、「子育ても家事も手伝わないなら、外でご飯食べてきてほしい…」って、思うんですよね。
女性と異なり「察する」ことが苦手な傾向にある男性に対しては、こちらの求めるように動いてほしいとき、特に
「初めて」のことに関しては、できるだけ細かく・具体的に伝えることで、誤解や期待外れを防ぎやすくなります。
「いちいち細かく指示するほうが面倒!」 という声が聞こえてきそうですが、
ママが求めることを最初に具体的に伝える
→
父親として自分に求められている「役割(責任)」について具体的に理解する
一度このプロセスを踏むことが、非常に有効なのです。
「何を、どのように、どれくらい」 と、具体的に頼まれれば(そして、褒められれば尚のこと笑)子供のための努力を思った以上に見せてくれるパパも多いようですよ。
なぜ父親になったのに子育てしないの?その理由と対策
子育てに消極的なパパには子供も寄っていかないので、ますますママだけのワンオペ。 もう限界! って、なるんですね。
父親になったのに、どうして妻だけにワンオペ育児させるの? ・・・その理由と対策について見ていきましょう。
子育てに参加しない夫の心理
手がかかる赤ちゃんの時期も夜泣きや夜中の授乳など大変で、だんだん成長して自己主張を覚えるイヤイヤ期にママ一人で向き合うのも本当にしんどくてしんどくて。
なんで私だけ… と辛くなりますよね。
子育てに消極的な男性の側として、その理由は
「子供に、どのように接したらいいのか、わからないから」
という場合も少なくありません。
環境の変化に対する適応力や順応性が高くない場合や、プライド意識が強い男性ほど、未知の新しいことに失敗して自信をなくすこと、特に女性が見ている前でプライドが傷つく事態を
「なんとしても回避」
しようとするので、「わからない」「うまくやれる自信がない」子育てに関して、距離を置こうとするのですね。
以下では、そんなパパが、子供に懐かれるきっかけをつかみ育児に自信を持って関われるようになった例を紹介します。
夫のスムーズな子育て参加を実現した対策
ワンオペ育児の結果、子供もなかなか父親になつかない状況が好転した例として、「行動を実況中継作戦」の例に注目してみましょう。
新聞を読んでいるパパの姿を子供が見ている様子に気づいたら、パパは新聞を読みながら
「おー」「なるほどー」
など、読むことを楽しんでいる感じで声を出してみます。
子供がパパの行動に興味を持っている様子がみられたら、日常の動きのなかで
「パパは今、ごはんを食べま~す」「この野菜は、にんじんだな」
などなど、パパの行動を子供に実況中継するようにしていたら、
子供は面白がってパパにくっついて歩くようになったという話がありました。
・・・
子供に、どう接していいのか。まだ、ちゃんとした会話が成立しない子供に、どう声をかけていいのか…
難しく考えてしまって子供と積極的に関われないパパもいるかもしれませんが、
-日常生活の一コマを実況中継してあげること
-簡単な読み聞かせ
など、まずはシンプルなことから、ぜひ楽しみながら試してみてください。
できるだけ笑顔で楽しそうに動くことで、子供の「知りたい」好奇心を刺激してパパとの距離を縮めます。
幼少時からの知的好奇心の刺激が「学ぼうとする意欲」の高い子に成長する助けにも。
ワンオペ育児に疲れたとき・おわりに
育児に家事に、一人で頑張るママにとって、唯一ホっと一息つける時間が子供の昼寝の時間だったのに、最近昼寝しなくなってきた。
そして、イヤイヤ期… という時期は、本当に大変ですよね!
疲れ過ぎると体調も崩しやすいですし、好奇心旺盛な子供の動きに追いつかなくて、誤飲などの事故につながる場合もあります。
いざというときに、子供を預けることが可能な一時保育のサービスなどについて情報を把握しておくことも、助けになるはずです
( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡