小学生の友達づきあい・低学年で体験した意地悪な友達トラブルの対応 

親子で接点が多いお家の子(低学年)の、話す口調が気になる… いわゆる「マウンティング」というのでしょうか。
 
自分の自慢話ばかりで他の子(うちの子も含めて)をバカにしたがる様子を近くで見る機会が多く、嫌だな~、と気になる時期がありました。
 
当時、低学年の子をもつ母親として、どのように対応して状況が改善したのか。その実例について紹介します。
 

小学校低学年の意地悪な友達トラブル

 
私たち親子が体験したのは、他のお友達を見下すように馬鹿にしたがる・自慢したがる子(以下、A君とします)への対応でした。
 

自慢ばかりして、お友達に意地悪を言う低学年の子

 
A君は、自分が持っているおもちゃについて、それを持っていない子に向かって
 
「持ってないの?え~、なんで~?!(ニヤニヤ)」
 
「なんで」って(汗)
 
言われた子は何も言えず、それに対してA君は更に、なんとも意地悪な口調で、
 
え~っ なんで~?!  と、しつこい…
 
その様子に気づいて以来、子供たちの会話を観察するようにしていました。
 
すると、やっぱりA君は主に「自分だけが持っている物」関連の自慢話を連発して、お友達のなかで「マウントをとる」行動が続いていることを確認。
 
小学低学年の意地悪な友達トラブルの対応 

友達に意地悪でも親の前では「いい子」

 
さて、A君の意地悪な口調が気になって見ていたところ、自分のお母さんが居る場面では態度が違うんですね。
 
なので、A君のお母さんは気づいていない様子。A君自身、
 
お友達をバカにしたり見下すような意地悪な態度=いけないこと
 
という自覚は、子供心にあるように見えました。
 
でも、親の目の届かないところで、 「ボクはこんなに持ってる!」と、
 
しつこくて目立つくらいに、言わずにいられないようなのです。
 

小学校低学年の意地悪な友達トラブルへの対応

 
他のお友達を見下すように馬鹿にしたがる、自慢したがるA君の心を思うと、とにかく「認められたい!」と必死なのだな~。
 
子供は、わかりやすくて良いね(苦笑)と、最初は放っておこうかとも思ったのですが・・・
 
いつしか、A君と一緒にいる他のお友達も影響を受けて、口調がだんだん意地悪になっていくような(汗)
 
近くに居ながら見てみぬふりも、同世代の子供をもつ母親としてマズいように思えてきました。
 

自慢ばかりする子へ、最初の対応

 
「○○のおもちゃ、ボク持ってるよ。持ってないの?え~!」 が始まったら、
 
1.大人は黙って子供たちの様子を見守る
 
2.「いいね~。」さらっとリアクションする
 
こういった対応では、状況が改善しない。他の子の心が傷ついて、意地悪の輪がグルグル回るような悪い影響が出る気配が見受けられました。そこで、違う対応を。
 

承認欲求をなだめる対応

 
3.「A君は、そのおもちゃで遊ぶの好きなんだね。楽しいんだ~。いいね☆」
 
そのように、「持ってる・持ってない」という他の子との比較じゃなく、
 
その子が自慢したいおもちゃでその子が遊ぶ体験について、ちょっと大げさなくらい承認のメッセージを伝える。
 
そうしたら、「認められた」と感じたようで「へへっ」と、満足そうに笑って静かになりました。
 

低学年の意地悪な友達トラブルへの対応・おわりに

 
まだ幼い心から湧きおこる承認欲求が強く出過ぎて、お友達を見下すような意地悪な口調で場を乱していたA君。
 
我が子も嫌な思いをしていたこともあり、母親の私も最初は正直、多少の不快感を抱いていたのですが
 
・・・
 
とにかく「認められたい!」と必死なのだな~。と、冷静な対応を心掛けるようになって、状況が良い方向へ進んだ体験談でした。
 
「認められた~い!」承認欲求の爆発は、大人のなかでも少なくありませんよね。
 
「認めてもらえない」不安や不満が小出しににじみ出ていても相手にされないと、 いきなり怒り出す、キレる!といった攻撃に転じるケースも。
 
めんどうな人間関係トラブルに巻き込まれない対応の一例を紹介して、今回は終わります。
 
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承認欲求をなだめる対応・追記

 
話している相手の様子に、なんとなく嫌な感覚を抱くとき。例えば、話のなかで他人を落として自分を上げるような自慢話が多い、愚痴が増えているetc.
 
仲良しの相手じゃなかったら関わりたくないので、全力で距離を取るところですが
 
・・・
 
それが身近な大切な人で、力になってあげたいときは、「何か認めて欲しいこと、共感してほしいことがあるらしい」と、受け止めるようにしています。
 
「大変だったのに乗り切って、あなたってすごい」
 
そんな感じで、その相手が認めて欲しかった体験について、「すごいね、わっしょい!」と、承認を大きく表現。
 
すると、相手は早く満足して心の穏やかさを取り戻してくれる場合が多いです。
 
自分自身にとっても、不快な態度につき合う時間やエネルギーが小さく済む効果も…
( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡